
こんにちは、りすこです。
ダイエットとウェルネスをテーマにブログを書いていますが、子育てがほぼ終わりにさしかかってきて、振り返ると色々あったな・・
ふと耳にした「イクメンプロジェクト」の感想を書いていきたいと思います。
イクメンプロゲクトとは
厚生労働省雇用環境・均等局の委託事業として実施されているプロジェクトで2011年から開始しされ2020年度も継続しています。
コンセプトは「育てる男が、家族を変える。社会が動く」
活動として2020年度は
- イクメン推進シンポジウム
- イクメン企業アワード表彰
- イクボスアワード表彰
- イクメンスピーチ甲子園2020
このような企画がありました。公式ソングまであります(笑)
イクメンにならなかった夫
私の長男が乳児だった2000年頃は、イクメンという言葉はなかったように思いますが、新聞や雑誌にはすでに男性、女性の区別を感じさせない、家庭内でも家事を普通にするパパさんの姿がありました。
私も子どもが生まれたら夫も自然に育児をする人になるのだろうと甘いことを考えていました。
ところが、夫はまったくかわりませんでした。私の家庭はほぼワンオペ=1人での育児でした。
朝起きてから夜寝るまで、平日と休日も食事、おむつがえ、全部私でした。
私は30歳まで仕事をしていたので、無条件でワンオペ育児を受け入れたわけではないです。
はたらきかけをしたことは数え切れないです。
怒るのではなく、「やってくれるとうれしい」みたいな優しい作戦もやってみました。
でも、全然変わらなかったのです。
そんな状況で過ごして来て、2010年頃から目にするようになったイクメンという言葉、そして国をあげての「イクメンプロジェクト」に、違和感を感じました。
こんなことに私たちの税金使わせないで・・・と呟きました。
夫はなぜイクメンにならなかったのか
これは本人の個性というか適性だと思います。
私の夫はメディアや本に影響されることがない人です。仕事に追われていて、平成の頃は出張も毎日のようにありました。
そして、どんなに周りが働きかけても、本人の性格、育って来た環境でやる人とやらない人ははっきり分かれると思うのです。
大人になってからいくらイクメンになれと周りがはたらきかけても、イクメンにならない人はならないのではないでしょうか
イクメンプロジェクトの予算を教育に使ってほしい
例えばフィンランドやスウェーデンのいった北欧各国のように、男女平等が当たり前になるような社会が理想です。保育園や幼稚園から始まり、小学校、中学校、高校、大学まで、学校教育の面から改革してほしいなと思います。
子ども2人の学校生活を見てきましたが、家政学や子育て、お金の知識などなにもないと感じました。そのようなことは家庭で教えろと言われればそのとおりですが、あくまで、イクメンプロジェクトとの予算を使うならという提案です。
少子化が進む中で、若い世代が希望をもって育児できる、子どもを育てたいと思えるような環境になることを望んでいます。
子どもはわかってくれていた
子どもが成長したあとで、うれしい言葉を聞くことになり救われました。
息子が中高校生のころは用事がないと全然話さなくなったのですが、大学生になってからまた話すようになり、そしていつしか人前でママではなく母と呼ぶことに気がつきました。
そんなときふと「母は頼りになるよな」と言われました。
そして、自分は結婚したら、子育てを一緒にやるのは当たり前だと思うと言いました。
学校でそう教わったとか、友達とかの影響かと思いましたが、そうではなく、母が1人で大変そうなのを見てたから、と言っていました。
イライラを子供に見せていたことは常々反省していますが、大変という気持ちを隠すことはしないで表現してきたので、その部分は悪い影響ばかりではなかったと思いました。
何かに才能が突出している天才やエリートではない普通の子どもですが、穏やかでやさしい性格に育ったことは、ワンオペ育児でしたが、子供を突き放さずに向き合ってきてよかったなと思います。
母親だけのワンオペ育児は父親を遠い存在にする
息子は父親を否定はしていませんが遠い存在と思っているようです。
父と息子が2人で話すことはほとんどありません。
小さい頃に休日に公園で遊んでくれたり、食事に行ったりはしたのですが、どれも短時間でした。
いざと言うとき、例えば病気の時は何もしない、みたいなことは子どもにしっかり伝わっていました。
もしも、将来息子とお酒を飲んだり、なんでも話せるような関係になりたいと思うなら、育児も2人でやることが必要なのではないでしょうか。
私は、夫と息子が親友のように仲がいい関係に憧れていましたが、夫の性格は変えられないので、自分ではどうにもならないことでした。

今、ひとりで大変なママへ伝えたい言葉
育児は必ず出口がありますとまずお伝えしたいです。
ママ友のだんなさんがイクメンであってもそれは仕方のないことなので、さっさとあきらめてしまいましょう。
私は社交的な性格ではないのですが、孤独の中でうつうつとしていたこの時は、息子を抱っこして、首がすわったらベビーカーに乗せて外に出てみました。
地域のコミュニティセンターや公園に出かけて、色々な人に話しかけました。
中にはよくないことを言われたり、迷惑がられたこともありましたが、頼りになる保健師さんと出会うことで救われた経験があります。
ひとりで何もかもやるのは本当につらくて泣きたくなりますが、その先にうれしいことがたくさん待っています。
抱え込みすぎないように、公共サービスなどを利用してのりきってくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
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